ヘルスケアシステムの改善
今も、必要な医薬品を手に入れられず治療を受けられない人々はあまりに多く、社会的に立場の弱い人ほどその傾向は顕著です。
社会貢献へのコミットメントのもと、リリーは世界規模の複雑な健康課題の解決に向けて取り組んでいます。実施にあたっての当社のポリシー、そして活動の推進を通して、リリーは持続可能な解決策を策定・展開しています。
リリーは主たる保健機関や医療機関、規制当局、そして政府と協力し、医療への新たなアクセス方法を模索しています。これには、医薬品の価格調整支援や、医療システムの強化といった新たな解決策の発見も含まれます。
世界的に、リリーは、2030 年までに毎年 3,000 万人が質の高い医療へアクセスできるよう改善する、「Lilly 30×30」という高い目標を設定しました。この取り組みでは、資源の限られた地域で暮らす人々に重点を置いており、その中にはリリーの従来のビジネスモデルでは当社のサービスがお届けできない人々も含まれています。
「30×30」の 目標を達成するためには、慈善活動にとどまらない取り組みが必要です。それには、より多くの人々へとアクセスを拡大するために必要なパートナーたちと協力し、事業全体で創造的なアプローチをより強力に組み合わせる必要があります。
「30×30」 では、以下 3 つの重点領域において取り組んでいます。
開発品 : 革新的医薬品の開発とともに、既存の社内資産および製品を、資源に限りある地域に暮らす人々ほど大きな影響を被っているような疾病への対応用に転用
プログラム:リリーの医薬品へのアクセスを改善するプログラムの開発と強化
パートナーシップ:パートナーシップの構築を通じて、医療システムを強化し、医薬品および医療へのアクセスを改善
詳細は、最新の企業責任およびサステイナビリティに関する報告をご覧ください。