研究開発・メディカルアフェアーズで働く社員のある一日のスケジュールを紹介します。

入社直後と比べた際のの働き方の違いは？育児と仕事の両立はどのようにはかっていますか？

現在、私は、約半年間の短期赴任の機会をいただき、アメリカのIndianapolisにあるEli Lilly companyの本社オフィスに勤務しております。
8歳と5歳になる2人の子供を連れて、アメリカ生活を満喫しております。

私は、第一子出産後、2016年に中途入社でデータマネージャーとして日本イーライリリーに入社しました。
入社後、製造販売後調査や第三相試験などの複数のデータマネージャー業務を担当いたしました。第二子の育休明け（2019年）からは、Study managerとして、より広く深く臨床開発に関わりたいと思い、臨床薬理試験のStudy managerの役割を持つ臨床薬理オペレーショングループに自らの希望で異動しました。
臨床開発オペレーショングループでは、複数の臨床薬理試験（主にPhase1試験）を経験しましたが、その中には、Global Phase1 試験のStudy managerとしてGlobalメンバーで構成されるStudy teamを日本から牽引する機会もいただきました。その経験から、Global companyの一員として、日本だけでなくGlobal開発へ貢献出来ていることを実感し、大変やりがいを感じました。
2022年からは、同部署の課長職として働くことになりました。現在は、冒頭に記した通り、短期赴任の機会を頂き、日本での課長職を継続しながら、アメリカ本社にてGlobal側の仕事にも従事しております。

入社当時からGlobalのメンバーとの接点はありましたが、現在は、Global companyの一員としてより近い距離感で強い信頼関係の下、一緒に働くことが出来ているように感じています。
また、短期赴任を通じて、USの同僚の働き方を目の当たりにし、より家族との時間を意識するようになりました。
リリーでは、子育て中の女性達が、当然のようにキャリアと家庭を両立させ活躍されています。リリーへの入社後、性別の違い・子供の有無・年齢に関係なく、活き活きと活躍されている先輩の姿に大変刺激を受けました。そして、自分もそうなるんだと、自然とロールモデルとして、その方々の背中を追っていました。育児と仕事の両立は特別な事ではなく、当たり前の事ととらえて、女性だけでなく男性も、また介護をされている方も同様に、リリーでは選択肢や機会提供があると感じています。また、そのためのサポート体制（ハード面）および上司・同僚による前向きな協力姿勢（ソフト面）もあります。このようなカルチャー・企業風土は、リリーの財産であり強みであると感じています。
そのリリーの環境のおかげで、子育てと仕事の両立について、力（りき）み過ぎることもなく、特別な意識をしすぎず、自分のペースで楽しみながら進んでこられたと思います。