研究開発・メディカルアフェアーズで働く社員のある一日のスケジュールを紹介します。

社員の一日_Photo_HanakaMimura

一日のスケジュールを教えてください。育児と仕事の両立はどのようにはかっていますか?

大学院卒業後、内資系の製薬会社に入社しました。社会人・臨床薬物動態担当者としての基本を徹底的に学べたと思っていますが、種々の理由で日本イーライリリーに入社しました。その理由の一つが、日本イーライリリーには、女性社員・女性管理職が多く、さらに男女問わず他人の考えを尊重する社風があり、この会社であれば、家庭をもち、子育てをしながら、自分を失わずに好きな仕事に打ち込めると確信できたからです。

入社後は臨床薬物動態の担当者として、リリーのすべての疾患領域のプロジェクトを経験させていただきました。これまで誰もやったことのない解析であっても「やりたい」と希望すれば、上司が一緒に実現する方法を模索してくださり、大変充実し、達成感のある日々を過ごしていました。そんな折に結婚し、出産しました。出産後から復職まで、正直日々不安でした。初めての子育てで何も分からない自分が、仕事までできるはずはなく、復職してもきっと会社に迷惑をかけると思い込んでいました。そんな時、この不安や、自分の希望する働き方が会社に受け入れられるかを先輩女性社員に相談したところ「何も気にすることはない」と背中を押され、無事復職することができました。
 
私は仕事が好きで、仕事を通じて人の役に立てることが本当に幸せと感じています。一方で、少しでも長く娘と過ごしたいという思いもあり、幼稚園の送迎をしたり、夕方以降一緒に遊んだり絵本を読む時間を必ずとっています。出産前のように自分の時間のすべてを仕事に充てることはできなくなり、現在は、仕事に優先順位をつけて、効率よく短時間で適切な結果を出す方法を考え、実行しています。また、私が希望する仕事と育児の両立の形のため、「普通」とは異なる勤務時間で働かせていただいています。これを実現できているのは、フレックスタイム制度が導入されていることもありますが、なによりも上司やプロジェクトチームのメンバーが、私が私らしく生きようとすることを当たり前として受け入れ、協力してくださっているからだと思います。
 
数年後、私の目指すキャリアに応じて仕事内容が変わり、そして娘も成長すれば、乗り越えるべき新たな壁ができるのだろうと想像しています。その時、リリーであれば、また、私が最大限仕事で力を発揮でき、プライベートも充実できる方法を考え、実行していけると確信しています。

時間
一日の動き
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8:40

一日の動き:

娘を幼稚園に送る

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この時間までに、合間を縫ってメールの仕分けをします。幼稚園から会社への移動時間中に、メールへの対応方針を頭の中で考えます。

9:00

一日の動き:

始業

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午前中は毎日出社します。メールへの対応完了後、今日のタスクの優先順位をリスト化します。

10:00

一日の動き:

個人作業

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作成したリストにしたがい、優先順位の高いタスクに取り掛かります。主に承認申請資料や会議資料の作成、臨床試験データの解析をしています。

11:00

一日の動き:

プロジェクトチーム会議

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プロジェクトチームのメンバーと今後の方針について話し合います。

12:00

一日の動き:

昼食

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帰宅し、軽食をとったのち、夕食の支度をします。午後は在宅勤務としています

13:00

一日の動き:

個人作業

コメント:

午前中の続きで解析等を進めます。

15:00

一日の動き:

娘を幼稚園からお迎え

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一時離席し、娘のお迎えをし、以降は両親(娘の祖父母)に娘を預けます。

15:30

一日の動き:

個人作業

コメント:

引き続き解析等を進めます。

16:00

一日の動き:

部内会議

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同じ部署のメンバーとの会議で、自身の担当プロジェクトに関する相談をしたり、情報共有をしたりします。

17:00

一日の動き:

個人作業

コメント:

引き続き解析等を進め、残っている業務をリスト化します。

18:00

一日の動き:

夕食

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娘と夕食をとったのち、一緒に遊んだり絵本を読んだりし、寝かせます。夫が帰宅後は、夕食の片づけを担当してくれています。

20:00

一日の動き:

個人作業

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残っている業務を完了させたり、本社と会議をしたりします。

21:00

一日の動き:

終業

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終業後は、趣味も兼ねて娘のままごと道具を手作りしたりしています。