研究開発・メディカルアフェアーズで働く社員のある一日のスケジュールを紹介します。

一日のスケジュールを教えてください。育児と仕事の両立はどのようにはかっていますか？

家族構成は妻、やんちゃな４歳娘、人見知りの１歳娘の４人家族です。妻は専業主婦ですが、近くには子供を見てくれる親戚はいない状況です。

そして、私の仕事は、薬の開発のプロジェクトマネジメントです。プロジェクトマネジメントの仕事はプロジェクトのゴールを設定し、日本開発チームおよびグローバル開発チームとの協働、薬の上市後も見据えたビジネスチーム・生産チームとの連携を行い、設定したゴールに向かって先頭に立って旗を振りプロジェクトを進めていく仕事です。

在宅勤務をしている日は特に仕事と育児がミックスされた一日をすごしています。この両立をはかる上で重要なポイントが３つあります。

１つ目は、仕事と育児の両立について妻としっかり話し合うことです。両親がどのように子供と関わりたいと思っているかは家庭によって違います。そこを話し合い、方針を決めた上で、日々の家庭内スケジュールを共有し、育児、仕事、家事、自分たちの自由な時間、との折り合いをつけていく、のが重要になってきます。私の能力では、仕事と育児の両立を自分一人で達成することはできません。妻と協力し合うことで達成できているものと考えています。

２つ目は、会社の制度として自由に勤務時間と勤務場所が選べることです。１日のスケジュールに書いてあるように夕方早めに仕事を切り上げ、子供と公園で遊んでから夜に仕事をすることもできます。また、家庭内スケジュールによっては、朝の５時に起きて仕事をし、１５時には仕事を終えることもあります。このように勤務時間や場所が自由に選べる制度があることが重要なポイントの１つです。

３つ目は、会社の風土・文化として子育てをしている社員に対して寛容であることです。私個人の経験に基づくことではありますが、仕事と育児がミックスされると仕事の質は落ちます。やんちゃな４歳児が仕事を邪魔してくることもあるし、赤ちゃんがギャン泣きしている中、資料作成や会議をすることもあるからです。特に子供たちが病気の時は、仕事を中断することも多くなるし、お休みをいただくことも増えます。
そんな中でも、上司や同僚が私の仕事をサポートしてくれたり、配慮をいただけたりすることでなんとか乗り越えることができています。制度があることだけでは不十分です。私が育児に多くの時間を割くことができているのは上司や同僚のサポートや配慮のおかげであり本当に感謝しております。

このように皆様がどのように仕事と育児に向き合いたいかを決めることがまずは重要です。その決断をハード面（制度）、ソフト面（人）の両方でサポートする体制がリリーには整っております。これを読んで少しでもリリーに興味を持ってくれたらうれしいです。