研究開発・メディカルアフェアーズで働く様々な社員をインタビューで紹介します。

Naoko Abe

リリーに入社した理由、働くことの魅力や醍醐味、カルチャーについて教えてください

大学院修士課程を修了後、イーライリリーへ入社して15年目になりました。学生時代は、ひとり一人の患者さんの健康に貢献できる仕事に就きたいと漠然ながら思い、同窓の先輩からリリーの話をきいたことをきっかけに、説明会や面接などの就職活動を通じて会社の目指す姿やそこで働く方の人柄に惹かれて入社を決めました。

入社後は、品質管理部、臨床開発部や薬事部で様々な仕事に携わり、現在はプロジェクトマネジメントに所属しております。いまでは色々な経験をしているねと言われることも増えましたが、新人時代からほんの数年前までは目の前の仕事に精一杯で将来のキャリアや達成したいことを具体的に考えることが苦手でした。ただ、リリーには多様なキャリアをもつ先輩、同僚から良い刺激や助言をもらえますし、上長が部下のキャリアに関心を持って自ら考え行動することを支援してくれました。そのおかげで、勇気をもって一歩を踏み出すことができましたし、一歩踏み出せばまた次のステップが開けていくのが面白いです。こうした環境や仕組みがリリーにはありますので、社員ひとり一人が強みや専門性を生かした、個性豊かなキャリアをつくっているように思います。ひいては、多様な考え方や働き方を尊重する文化が育まれ、変化にすぐに対応できる柔軟で強いチーム、組織に活かされていると思います。

また、リリーで働くことの醍醐味ですが、研究開発の仕事では、患者さんと直接お話する機会はあまりないものの、リリーへのお手紙や医療機関の方を通して、リリーの製品がお役に立てているというお声を聴く機会があり、これが大変嬉しく活力がわいてきます。また、第一線で患者さんに向き合っておられる医療機関の先生、スタッフの方からはたくさんの情熱と励みをいただきます。時には期待に応えられなかったり、目標を見失ってしまいそうになったりすることもあるのですが、志を共にする仲間とともに、変化に適応しながら、多くの壁を乗り越えて、一日も早く、患者さんや周りの方の助けとなる医薬品を届けたいと思います。