研究開発・メディカルアフェアーズで働く様々な社員をインタビューで紹介します。

社員インタビュー Photo Kayoko Tokudome

リリーに入社した理由、働くことの魅力や醍醐味、カルチャーについて教えてください

薬学部を卒業後、製薬会社に入社しMR職に従事していましたが、新薬の開発に直接携わり社会に貢献したいという思いから、臨床開発職を希望、 「誠実さ、卓越性の追求、人の尊重」というリリーのコアバリューが自身の価値観に刺さり、2002年にリリーに入社しました。注意欠陥多動性障害(ADHD) 治療薬の臨床開発モニターとして、第2相臨床試験~信頼性調査を経験した中で、治験に参加されたご家族から感謝の手紙を会社に頂いたことがありました。「世界中の人々のより豊かな人生のため、革新的医薬品に思いやりを込めて」というリリーの使命とやりがいを、身をもって実感した出来事でした。現在は内勤業務が多くなり、患者さんとの距離が遠くなってしまいましたが、今でもこの時の現場経験が役立っていますし、自身のモチベーションにもなっています。

リリーは、社員のキャリア形成を会社の成長の主軸の一つとしており、自己開発に関する多くのリソースや上司とのキャリアディスカッションの機会が提供されることも魅力の一つです。私も上司との対話を通して、自分のキャリアパスを整理していき、“人の成長・キャリアの手助けがしたい。個人としての達成でなく、より裁量を持ちグループとして結果を出していきたい。” という思いから、マネジメントパスを希望しました。臨床開発部の複数グループでのマネージャーを経て、現在は市販後の薬剤の価値最大化を主な目的とするメディカルアフェアーズに異動しマネジメント職のキャリアを積んでいます。定期的にリーダーが学習する機会もあり日々学びを得ています。これからも部下のキャリア実現をサポートすると同時に、部下の成長と能力の最大限の活用を促し、会社の成長に貢献したいと考えています。

プライベートでは、2008年に産休・育休を取得しました。現在では当たり前となっている在宅勤務も、2009年当時はまだ一部の限られた条件の社員にのみ許された制度でした。家族や同僚の理解もあり、週3日の育児在宅制度を使い、子供が5ヶ月の時に復帰しました。他にも一時保育プログラム補助制度や車両通勤制度を活用し、育児と仕事の両立を図ってきました。時代に合わせて、柔軟に人事制度を変更するフットワークの軽さは リリーの企業文化をよく表していると思います。2017年には米国本社へ6ヶ月間の短期赴任の機会を頂き、当時小学校3年生の娘を連れて貴重な経験をさせて頂きました。人とのつながりを大事にしながら、自ら挑戦し自己成長できる環境がリリーには整っています。私たちと価値観を共有し、同じビジョンと夢に向かって進んで行こうという皆さんのご応募を心よりお待ちしています。