社員インタビュー
やりがいと挑戦の場。
博士課程では、分子細胞生物学の研究をしていました。新しいことに挑戦したいという思いから、博士号取得後は新卒でリリーに入社しました。リリーでは臨床開発モニター(CRA)やクリニカルトライアルマネージャー(CTM)として、Ph.1試験からPh.3試験まで一通りを経験しました。CTMとして携わった薬剤の開発が進んだことで、私はサイエンスコミュニケーションズへ異動して承認申請資料担当に役割を変えました。その際は米国本社へ半年間赴任し、グローバル開発チームの一員として日本の申請資料の作成にあたり、薬剤は無事に新規医薬品として承認にいたりました。その後、会社のプログラムを活用して英国ケンブリッジ大学に留学、経営学修士号を取得後、米国本社での2度目の短期赴任を経て、がん領域や筋骨格中枢神経領域のプロジェクトマネジメントを経験しています。
リリーでの仕事はやりがいと挑戦に満ちています。リリーの開発品は非常に有望で、臨床試験に参加した方から、その効果に対して喜びの声を頂いたことは何度もあり、これは基礎研究や他業種ではなかなか味わえない経験です。また、たとえ経験が浅くても、CTMや申請資料作成リードなどの責任ある仕事に挑戦させてくれることもリリーならではの文化と言えるでしょう。個人の能力開発・キャリア開発のために海外留学の機会も得られる懐の深さもあります。
私としては、米国本社への赴任を伴った申請資料作成が特に良い経験でした。野心的なプロジェクトで多くのチャレンジがあり、日本とグローバルの両チームと日夜議論を繰り返し、苦しみつつも協同を進めました。日々の議論を通じて、お互いの考え方や理解の相違点や類似点を肌で感じることで、大きく視野が広がり、帰国後は自分自身の変化を感じました。英国へのMBA留学、そしてその後のキャリアを目指すきっかけとなった重要な経験です。
医薬品開発は大きなプロジェクトで、多くの人々と協同します。私はチームメンバーや機会に恵まれ、一人では決して成しえない大きい仕事を、国を超え、力を合わせて成し遂げる経験を沢山させてもらいました。それ自体が貴重な経験ですが、同時にそれらを通じて多くの優秀な人と出会い、その人たちから多くを学ぶことができました。今後も様々なプロジェクトや役割を通じて、そのような経験を得たいと思っていますし、それができると思わせてくれるところはリリーで働く大きなモチベーションです。
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私はチームメンバーや機会に恵まれ、一人では決して成しえない大きい仕事を、国を超え、力を合わせて成し遂げる経験を沢山させてもらいました。 |
Career Path
2009年 |
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東京薬科大学 博士課程修了 |
2014年 |
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研究開発本部 サイエンスコミュニケーションズ |
2018年 |
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ケンブリッジ大学 経営学修士課程修了 |
2019年 |
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研究開発本部 プロジェクトマネジメント |
2020年 |
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研究開発・メディカルアフェアーズ プロジェクトマネジメント |