社員インタビュー
目先の結果だけに捉われず、今の課題を明確にすることで成長をバックアップ。
視野が広がったおかげで、どんな部下にもそれぞれに合ったアプローチが可能に
「自社製品の利点・欠点の両方をしっかりと伝えられるMRになりたいです」この言葉は、就活生だった私が、リリーの会社説明会でマイクを向けられ語ったものです。
これが、私の社会人としてのスタートになりました。
入社してMRを8年経験し、営業企画に異動しました。営業企画では主に、社内で成功しているMRの活動を広く活かす為の分析や検証、MRや支店長へのサポートなどの役割を担っていました。私が担当したテリトリーに在籍するMRは85名ほどでしたが、それぞれのMRが持つ“85通り”の考えや活動方法を俯瞰して捉えるように心掛けたことで、結果的に自身の視野も広がったように思います。
というのも、入社して間もないMR時代の私は、上司からのアドバイスにも言い訳で返すような自己主張が強く、視野の狭い人間でした。しかし根気強く指導してくださった上司や営業企画での経験のおかげで、着実にステップアップできたと確信しています。
その後は、営業課長という立場から、部下であるMR一人ひとりに合わせたアプローチと、各々の強みを最大限引き出せるような指導を心掛けています。
真の納得、理解のため、“双方向のコミュニケーション”を意識。
前述の通り現在はMRを束ねる営業課長として、部下であるMRとの同行、それら活動のバックアップ、人材育成などを行っていました。
部下と接する際に意識するのは、“双方向のコミュニケーションであるように”ということです。定期的に行う課内会議においても、上司の立場から一方的に目標を設定するのではなく、皆が主体のディスカッションを重ねるようにします。結局のところ、自分たちで目標設定をしなければモチベーションが上がらず、“やらされている感”ばかり強くなると思うのです。そうならない為にも、双方向のコミュニケーションを通じ、真に納得し、理解を得るような環境づくりは重要だと考えます。
同行の際などは、活動中のMRが抱える「担当エリアの課題」や「仕事への壁」などが垣間見えることがありますが、その解決策は、上司が持っているのではなく、MR自身が持っていると信じ、日々指導・育成していました。現場のMRが孤軍奮闘とならぬよう成功例や様々な情報を共有し、仲間でありながらライバルとして切磋琢磨していくことで、更なるモチベーションのアップに繋げていけられたらと思っています。
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「君は君なんだから焦らなくていいんだよ」。目先の結果ではなく、自分がいまやるべきことを明確に。 |
営業というと、どうしても目先の結果である「数字」に捉われがちですが、私は「数字」だけに捉われないスタンスを大切にしています。それは数字が悪くても良いといったことではなく、すぐに数字とは結びつかなかったとしても諦めず、取り組むべき課題を明瞭にし、地に足をつけた活動を継続することで小さな成功をこつこつと積み上げていく。このことこそが、数字の達成含め、己の発展やモチベーションの向上につながるのだと思っています。
過去に同僚が自分よりも先へ先へと出世する姿に焦りを感じたことがありました。そんな時、上司からの言葉で自分の在り方を考え直すことができました。「君は君なんだから焦らなくていいんだよ。実力が伴わないままに出世をしても苦労するから、しっかりとやるべきことをやって少しずつ上がっていこう」と。この言葉のおかげで、遠回りしてでも自分の“足りないところ”を補完することにしよう、そう決意し今日までやってきました。部下たちに対しても、目先の結果に捉われず、部下自身が今やるべきことを明確にした上で活動できるようサポートしていくことを心掛けています。
その後、本社マーケティング職に異動となりましたが、今でも、部下のMR達が自身の成長を感じ、生き生きと働く様をとても嬉しく感じています。
今後も、より己を高められるようなポジションにつき、周囲にも良い影響を与えられるような人間となれるよう精進していきたいと思います。リリーは自分を成長させてくれる会社だと思います。成長したいという方はぜひ一緒に働きましょう!
Career Path
2004年 |
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知能情報工学科修士課程修了 |
2007年 |
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東京支店大田区配属 |
2010年 |
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現・筋骨格事業部へ領域間異動しMRとして勤務 |
2012年 |
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東京支店 筋骨格事業部 営業企画へ異動 |
2015年 |
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東京支店 神奈川にて営業課長 就任 |
2018年 |
:
自己免疫事業本部 皮膚科マーケティンググループ 製品企画課長 |