社員インタビュー

仕事においては、PCテイクやチャットなど、状況に応じたコミュニケーション方法が取られています。

オフィスの前に立つ市川博也さん

市川 博也

人事本部/身体障がい(聴覚)

リリーに入社を決めた理由

日本イーライリリーでのポジションが、前職と同じマーケティングデータを扱う仕事だったため、経験が生かせると思ったことと、採用担当者の熱心なお誘いがあったからです。

今の仕事内容や役割

人事で主に給与改定プロセスや業績変動賞与や住宅手当など、報酬に関わる仕事をしています。

仕事のやりがいや喜び、苦労した点

聴覚障がいはコミュニケーションの障がいでもあることから、前職からの転職はかなりエネルギーを消耗しました。
新しい環境の度に聴覚障がいのことを知らない方に、どのようにコミュニケーションを取ってもらったらいいか自分のトリセツを一から説明しないといけないことが多く、また聴覚障がいに対する誤解なども多々あり、自分のパフォーマンスを十分に発揮できないジレンマを抱えていたこともありました。
人事本部に異動になり、聴覚障がい者のスタッフがいらっしゃったので、コミュニケーションを取りやすい環境で自分のパフォーマンスが十分に発揮できる職場環境と仕事に出会えたことが良かった点です。

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コミュニケーションを取りやすい環境で自分のパフォーマンスが十分に発揮できる職場環境と仕事に出会えたことが良かった点です。

リリーの働きやすさ

日本イーライリリーは会社のカルチャーとしてダイバーシティが浸透していることで、聴覚に障がいがあるスタッフにもコミュニケーションが取りやすい配慮がされています。
仕事においては状況に応じたコミュニケーション方法が取られています。例えば、会社全体のコミュニケーションミーティングではPCテイクが用意され、部門のミーティングのときにはコミュニケーションソフトウェアlyncのインスタントメッセージ機能(チャット)を使用してミーティング内容をテキストで伝えられています。また、複雑な仕事の依頼もメールだけでなくlyncを使用してリアルタイムにやりとりしたりしていますので、コミュニケーションに関してのハンディは他社より軽減されていると思います。聴覚障がい者でもパフォーマンスを発揮しやすく働きやすい環境ではないかと思います。

仕事やキャリアの展望

聴覚障がい者の離職率の高さの原因である職場でのコミュニケーションを、自分の経験を生かし、さらに充実させることで、聴覚障がいがあっても、高いポテンシャルを持つ方が十分にパフォーマンスを発揮できる職場環境をつくっていきたいと思っています。