社員インタビュー
Work & Life マネジメントを確立し、仕事に、育児に、充実した毎日を送っています。
自分の実力がどこまで通用するのかを試してみたい。
学生時代から、学級委員などに取り組むことや人から相談を受けることが多かったですね。周りの友人たちが薬剤師の道へ進むなか、「自分の実力やリーダーシップがどこまで通用するのかを試してみたい」とMRを志望し、日本イーライリリー(以下、リリー)へ入社しました。
当時のリリーは今よりも規模が小さく、MRの仕事も今のような専門領域別担当ではありませんでした。私はまず大阪支店に籍を置き、MRとして糖尿病や中枢神経系、オンコロジー領域まで幅広く情報提供を行いました。
その後、人事部門、マーケティング部、営業企画を経て、長女を出産。復帰後、少ししてからMRを束ねる営業課長へ就任しました。育児との両立は大変なこともありましたが、リーダーとして多いときは14名のMRさんと協働し、一人ひとりの成長に関わっていることを実感できた貴重な経験でした。
社員同士が互いを尊重し合い、多様性を活かす。一体感のある雰囲気はリリーの大きな魅力だと思います。
私たちが何よりも大切にしているのは、“誠実さ”“人の尊重”“卓越性の追及”から成る『リリーバリュー』です。そして、MR活動のなかで特に重要だと考えているのが、POA(Patient Oriented
Approach)。つまり、“患者さんを中心”に考えた情報提供を行うことです。患者さんにについてドクターと話し合い、リリーの豊富なパイプラインをもって最適な治療提案を届けていくことに努めています。ドクターからは、「リリーさんは患者さんのことをよく考えて情報提供してくれるよね」という声をいただくことが多いです。
また、社員同士が互いを尊重し、多様性を生かす企業文化(ダイバーシティ&インクルージョン)を築いています。私自身、これまでにMRから他部署での業務を経て、営業課長、支店長と経験してきた中で、上司が私の強みを生かし、生き生きと働き続けられるようにサポートをしてくださいました。また、上司が私との対話を重ね、育成ポイントに継続して関わってくれることによって私の成長を促してくださいました。こういった上司と部下の関係性が組織全体に根付いており、リリー全体の成長を加速させていると確信しています。
社員全員が「今あるものをさらに良くしていこう。さらに成長していこう!」という気概にあふれていて、異なるバックグラウンドやスタイル、経験を持つ社員間の風通しがよく、若手の意見も積極的に採り入れています。
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「革新的製品に思いやりを込めて」 |
私は、会社のプロミスである「革新的製品に思いやりを込めて」を常に意識しています。どんなに素晴らしい薬でも必要とされる患者さんに届けられるかどうかはMRにかかっていると確信しています。MRは、患者さんの気持ちに寄り添い、ドクターやメディカルスタッフの方々が必要としている情報をスピーディに届け貢献していく、非常に重要な役割を担っています。リリーのMRは、顧客から最も信頼できる、頼りになる情報源と評価されるべく、継続して教育を受け、育成されています。
また、リリーは産休・育休、補助金制度が整っており、新たなライフイベントを迎えた社員をしっかりとサポートしてくれます。私も職場復帰することに迷いはありませんでした。育休中はこの機会にと、自分の長所と短所をすべて棚卸ししてみて、自分は会社にどう貢献できるかをじっくり考えました。自身の強みを生かして何ができるか、徹夜で企画書を作ってみたり。今振り返ると、自分を見つめ直す貴重な時間だったと思います。
復帰後、約1年の時短勤務を経た後に営業課長としてフルタイム復帰をしました。仕事と育児の両立に苦戦している時、ご自身も二児の母として活躍する先輩から、「限られた時間の中で最大限の貢献をしなさい。」と教わりました。そこから、いかに効率良く、最大限にパフォーマンスを発揮するかを考えながら仕事に向き合ってきました。
また、同居するパートナーときちんと対話を重ねることで協力して育児や家事をこなすことも大切です。大変な時期もありましたが、先ほどの先輩に「パートナーとは対等に対話を重ねなさい」とアドバイスを受け、娘の送迎や夕食の準備など協力してできるようになりました。
仕事と育児の両立は大変な面もありますが、やりがいは非常に大きいですね。現在は支店長として営業課長を束ねながらMRさんたちの成長を促し、私と関わった人たちすべてに幸せになってほしいという想いで、日々取り組んでいます。
Career Path
1996年 |
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薬学部卒業 |
2002年 |
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神戸本社・人事部門に異動し、新卒採用担当となる |
2005年 |
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マーケティング部に異動 |
2008年 |
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東京支店の配属となり、営業企画業務に携わる |
2009年 |
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長女を出産。1年間の産休・育休を経て、職場に復帰する |
2011年 |
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糖尿病・成長ホルモン事業本部 東京支店 DSM(営業課長)に昇格 |
2017年 |
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糖尿病・成長ホルモン事業本部 東京第二支店・支店長に昇格 |