To The Innovator
08年 立教大学
法学部 政治学科 卒業
アビームコンサルティング株式会社 勤務12年 シンジェンタジャパン株式会社 勤務
17年 IE Business School (MBA)
日本イーライリリー入社
「個人とチームの成長をサポートしてくれる働きやすい環境 」
私は新卒でITコンサルティングファームに入社、その後外資系メーカーで予算管理やPricingのFP&A (Financial Planning & Analysis) 業務に従事しました。これらの会社では、ビジネスのプロセス改善や戦術の意思決定に対してFinanceの観点から貢献する仕事にやりがいを感じていたものの、企業・ビジネスの将来の方向性を左右する戦略的な意思決定に関わる仕事をしたいと考え始めました。そのため、企業・競争戦略やそれらをFinanceの観点から支援するCorporate Financeを学びたいと考え、ビジネススクールへ進学しました。
ビジネススクール卒業後の進路を決める際、「会社としての成長性」、「Financeの立場で戦略的な意思決定に貢献」、「働きやすい環境」、という判断基準をもっていました。実際にリリーの経営陣、将来の上司、MBA採用の先輩とのディスカッションを経て、リリーはそれらの基準を全て満たすと感じ入社に至りました。
FP&A部(事業計画部)のManagerとして入社後、日本における研究開発部門や糖尿病ビジネス領域における、製品ポートフォリオ毎の成長戦略策定、外部のアライアンスパートナーとの契約締結およびそのマネジメントなどに対し、Financeの立場から意思決定に影響を与える業務に携わりました。その後Senior Managerに昇格し、Japan FP&A Consolidatorという立場でチームマネジメントや会社全体のPlanningプロセスのガイドライン作成をリード。日本のグローバルへの貢献度の高さから、これら2つの役職においては日本のExecutiveやグローバルの部門とのやりとりも頻繁にあり、さらには日本だけでなくグローバルのExecutive層へ直接プレゼンする貴重な機会を何度も頂きました。日本での経験の後にはIndianapolis本社のFinance部門へAssociate Directorとして異動し、グローバル全体の新製品の上市や研究開発投資の優先順位づけなどの戦略的な意思決定プロセスに関わっています。
仕事の内容も充実していますが、何よりも私が入社後に強く感じていることはリリーの企業文化に感銘を受けていることです。チームメイト、上司、社内のビジネスパートナー、Executive、役職・年齢・部門を問わずお互いのWell-beingを気にかける文化があります。また、会議でもいきなり仕事の話題に入らず、まずは数分カジュアルに仕事以外のことを話し、その後に仕事に移ります(初対面ならIntroductory 1on1をしたりします)。結果的にそれがIce-breakingにもなり、議論をより気持ちよく進めることもできています。私のこれまでの上司も皆、”How can I help you for your success (or your team’s success)?” と、いつも私の仕事・キャリアのことを気にかけ、働きやすい環境を作ってくれました。そのようなロールモデルとなる方々が沢山いるリリーでの時間を楽しんでいます。
Career Path
2017 |
:
Manager-Financial Planning & Analysis (Kobe, Japan) |
2020 |
:
Sr Manager-Financial Planning & Analysis (Kobe, Japan) |
2022 |
:
Associate Director – R&D Finance (Indianapolis, USA) |