ヘルスケア・イノベーションフォーラム
政策担当者、学識経験者、産業界関係者等、多様なステークホルダーが参画し、
日本におけるヘルスケアおよび創薬イノベーションに関する議論を行うためのプラットフォーム
日本イーライリリーと米国研究製薬工業協会(PhRMA)は、2018 年より「ヘルスケア・イノベーションフォーラム」を毎年共催し、持続可能な国民皆保険制度と健康寿命の延伸に関連した創薬イノベーションの役割について議論してきました。
同フォーラムでは、その時々の社会的な医療課題および政策課題に応じたテーマを設定し、日本と海外のオピニオンリーダー等による議論を通じて、政策関係者に向けた提言などを行っています。
「第8回ヘルスケア・イノベーションフォーラム」 2025年7月18日開催

第8回ヘルスケア・イノベーションフォーラムの様子
テーマ
イノベーションによる健康寿命の延伸と国民皆保険の持続性:肥満症を例にして
議論のポイント
肥満症は、QOL(生活の質)の低下や他の健康障害を引き起こす慢性疾患であるにもかかわらず、自己管理の問題と軽視されがちであり、誤解や偏見(オベシティ・スティグマ)も存在する。当事者の声を届ける仕組みの不在、専門的な診断・治療体制の不足といった社会的・医療的・制度的課題も複合的に存在する
肥満症の治療は、健康障害を軽減するだけにとどまらず、高血圧や2型糖尿病など医療財政に大きな影響を与える生活習慣病のリスク低減にもつながる。そのため、肥満症治療は将来的な医療費の適正化にも資する可能性がある
イノベーティブな研究成果による新たな治療選択肢の登場により、肥満症治療に対するアプローチや支援を見直すべき大きな転機を迎えている。今後、当事者のQOL向上や、合併症リスクの軽減などが期待されている
医療、政策、経済、産業など各分野の関係者が連携し、社会全体で肥満症という疾患に対する理解を促進するとともに、治療環境と制度の整備を進めていくことが、今後の持続可能な医療体制の実現に向けては不可欠である
過去のヘルスケア・イノベーションフォーラムのテーマ
アルツハイマー病の診断・治療の画期的なイノベーションへの医療システムの対応:認知症と共生する社会に向けて国と地域の関係者に求められる変化 (第7回、2024年10月11日開催)
アルツハイマー病の革新的な診断と治療の推進による認知症と共生する社会の実現に向けた環境整備 (第6回、2023年9月26日開催)
