当社製品の適正使用に関する取り組み
昨今のマンジャロに関する報道等について
昨今、弊社の2型糖尿病治療薬「マンジャロ」について、美容・痩身・ダイエット等を目的とした使用を推奨していると受け取れる広告等が確認されています。
また、許可なくマンジャロを売買した疑いで書類送検されたという報道も確認されています。
日本におけるマンジャロの承認された効能・効果は2型糖尿病です。
マンジャロは医師の指導のもと、適切に管理・監督され、国内の電子添文に則った適切な使用が求められる処方箋医薬品です。
医師の管理・指導のもとでのみ使用が許可されている薬剤です。
マンジャロが美容目的など2型糖尿病以外の方に使用された場合の有効性および安全性は医学的に確認されておりません。
また、医薬品を許可なく個人間で売買、転売することは薬機法に違反する行為です。
これらの適切に指導、管理されていない医薬品の使用は、安全性や品質が確保されておらず、本来の効果が見込めないだけでなく、深刻な健康被害が発生するリスクがあります。
そのため当社はこれらを容認できず、関連当局や関連学会、警察等と緊密に連携し、情報共有や注意喚起、および適正使用推進のための情報提供活動を行っております。
なお、肥満症治療においては、肥満症治療薬として承認された薬剤を、医師の管理・指導のもとでご使用いただきますようお願いいたします。
当社は、患者さんの健康と安全を最優先に考えています。
マンジャロを必要とする2型糖尿病患者さんが安全かつ適切な治療を受けられるよう、今後も引き続き、関連する皆様と連携しながら、マンジャロの適正使用推進のための取り組みを行ってまいります。
■GLP-1受容体作動薬及びGIP/GLP-1受容体作動薬の適正使用に関するお知らせ(2025年12月1日発行)
・GLP-1受容体作動薬及びGIP/GLP-1受容体作動薬の適正使用に関するお知らせ(2025年8月5日発行)
・GLP-1受容体作動薬及びGIP/GLP-1受容体作動薬の適正使用に関するお知らせ(2025年4月30日発行)
・GLP-1受容体作動薬及びGIP/GLP-1受容体作動薬の適正使用に関するお知らせ(2024年10月18日発行)
・GLP-1受容体作動薬及びGIP/GLP-1受容体作動薬の適正使用に関するお知らせ(2023年6月1日発行)
■確認してください!美容医療を受ける前にもう一度(厚生労働省ウェブサイト)
処方箋医薬品とは
改正薬事法第49条(平成17年4月施行)の規定により、処方箋の交付を受けた者のみに対して販売又は授与できる医薬品として、厚生労働大臣が指定したものを指します。違法に販売した場合には罰金が課せられます。「医師等の診断に基づき、治療方針が検討され、耐性菌を生じやすい、または使用方法が難しい等のため、患者の病状や体質等に応じて適切に選択されなければ、安全かつ有効に使用できない医薬品(例:抗生物質製剤、ホルモン製剤、注射薬全般、麻薬製剤)」など、医療用医薬品の約2/3がこれに該当します。医療用医薬品であっても、ビタミン剤、漢方製剤などは指定基準外となっているが、医療用医薬品は医師の指示のもとで使用するという原則は変わりません。(参照:日本薬学会HP https://www.pharm.or.jp/words/word00258.html)。
マンジャロおよびゼップバウンドの適正使用のお願い
当社のGIP/GLP-1受容体作動薬であるチルゼパチド(製品名「マンジャロ」:2型糖尿病治療薬、製品名「ゼップバウンド」:肥満症治療薬、閉塞性睡眠時無呼吸症候群治療薬)の承認された効能又は効果は下記です。チルゼパチドは、医師による適切な指導および管理のもと、下記承認された効能又は効果に沿ってご使用ください。
患者さんの安全と健康を守るため、製品の適正使用へのご理解、ご協力をお願い申し上げます。
マンジャロの効能又は効果
■2型糖尿病
ゼップバウンドの効能又は効果
■肥満症
ただし、高血圧、脂質異常症又は耐糖能障害(2型糖尿病、耐糖能異常等)のいずれかを有し、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず、以下に該当する場合に限る。
BMIが27kg/m2以上であり、2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する
BMIが35kg/m2以上
■中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸症候群
ただし、BMIが27kg/m2以上に該当する場合に限る。
※肥満症は、肥満であるとともに、肥満に関連する11種の健康障害のいずれかを発症している状態です。肥満症は、単なる肥満とは異なり、医学的な減量が必要な状態です。
リリーの医薬品について
リリーが研究・開発・販売を行う処方箋医薬品は、有効性および安全性を考慮の上医師による判断のもと処方されてはじめて使用が可能となる医薬品です。処方された医薬品については、必ず医師の指導のもと承認された効能又は効果に沿ってご使用ください。
日本イーライリリーは製薬会社として患者さんの安全を最優先に考え、医薬品の適正使用の推進に努めています。医療関係者や関係当局と連携し、正しい製品および使用に関する情報の提供と啓発活動に取り組んでいます。加えて、不適切な入手、販売、使用およびソーシャルメディアに投稿された誤情報等についても注意喚起を行い、不適切使用の未然防止に努めています。ご不明点がございましたら医師・薬剤師にご相談のうえ、最新の安全性情報をご確認ください。
