「日々をつなぐ」、
乳がん患者さんの生きる力を描いたショートフィルム

乳がんは女性のがんの中で最も発症率が高く、生涯で約9人に1人の女性が経験すると推定されています※1。乳がんの10年生存率は87.5%と高めですが※1、転移や再発を経験する患者さんもいらっしゃいます。転移や再発の告知を受けた乳がん患者さんの中には、初めて診断されたとき以上に強い精神的ショックを受ける方が少なくありません。
※1 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)

日本イーライリリーは、そのような転移や再発を経験された乳がん患者さんの抱える不安な気持ちに寄り添い、患者さんが大切な人生と向き合うきっかけとなるような活動の一環として、ショートフィルムの総合ブランドであるSHORTSHORTS(株式会社ビジュアルボイス)と共同で、転移や再発を経験された乳がん患者さんのエピソードをもとにしたショートフィルムを製作しました。

ショートフィルム「日々をつなぐ」では、ご自身も乳がんの経験がある俳優の南 果歩さんが主人公を務めました。再発の告知を受けた主人公が不安な気持ちを抱えながらも、物語の重要な要素となる“金継ぎ”や周りの人との関わりを経て自身の人生に向き合い、生きる力を見出していく瞬間が描かれています。

ショートフィルムは下記よりご視聴いただけます。是非ご覧ください。

「日々をつなぐ」

あらすじ

乳がんの手術から10年が経ったある日、遙(南 果歩)は病院で乳がんの再発を告げられる。突然のことに驚き、気持ちを整理できない日々を過ごす。そんな状況の中、同じ乳がんに罹患している友人の梨江(紺野 まひる)から貰った大切な器を割ってしまう。割ってしまったことを梨江に伝えたところ、金継ぎの存在を教えてもらう。遙は割れてしまった器を修復しながら、金継ぎと自分の状況を重ね、「生きる力」を見出していく。

「日々をつなぐ」メイキング映像

出演を務め自身も乳がんの罹患経験のある南 果歩さんや、松尾 貴史さん、紺野 まひるさんのインタビュー、監督が本作品に込めたメッセージ、撮影の裏側をご紹介しています。

「日々をつなぐ」

映画制作にご協力いただいた皆さま

荻原 卯月(おぎはら うつき)さん

荻原 卯月(おぎはら うつき)さん

2004年、数年前から自覚症状があり37歳で乳腺科を受診。多臓器に微小転移があるとしてステージⅣの乳がんと診断。術前抗がん剤、全摘手術+リンパ節郭清、術後抗がん剤、放射線、ホルモン療法。乳房再建をした2年後、卵巣転移と胸膜、腹膜の播種が発覚。治療と仕事を両立させている。

富井 隆子(とみい たかこ)さん

富井 隆子(とみい たかこ)さん

38歳のときにステージⅡbの乳がんが見つかり、左胸の全摘手術と薬物治療を行う。初発から21年後の2020年12月、背中に痛みを感じ皮膚科を受診したところ、縦郭リンパ節などへの転移が判明。現在は治療を続けながら友人との温泉旅行や趣味のクラフトテープ手芸などを楽しんでいる。

高野 利実(たかの としみ)先生

がん研有明病院 院長補佐・乳腺内科部長 高野 利実(たかの としみ)先生

東京共済病院、帝京大学医学部附属病院、虎の門病院の3ヶ所で腫瘍内科を立ち上げたのち、2020年にがん研有明病院に乳腺内科部長として赴任。2021年に院長補佐となり、患者・家族支援部長、および、臨床教育研修センター長を兼任。日本臨床腫瘍学会専門医部会長、西日本がん研究機構乳腺委員長も務め、日常臨床のみならず、患者支援、腫瘍内科医育成、臨床研究、情報発信にも力を入れている。

尾崎 由記範(おざき ゆきのり)先生

がん研有明病院 乳腺内科 医長 尾崎 由記範(おざき ゆきのり)先生

2008年、慶應義塾大学医学部卒業。東京医科歯科大学大学院卒業。亀田総合病院、虎の門病院を経て、現在、がん研有明病院 乳腺内科医長・先端医療開発科併任として、乳がん診療および臨床研究に従事している。日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医・指導医、協議員。日本内科学会総合内科専門医

山崎 多賀子(やまざき たかこ)さん

山崎 多賀子(やまざき たかこ)さん

美容ジャーナリスト。NPO法人CNJ認定 乳がん体験者コーディネーター。NPO法人キャンサーリボンズ理事。リンパ浮腫ネットワークジャパン副代表。日本キャンサーアビアランスケア協会理事。2005年に乳がんが発覚し、右乳房を全摘出し乳房再建。抗がん剤、分子標的薬、ホルモン療法を受ける。抗がん剤による脱毛の経験から「心と外見と社会の関係」を見直し、各地でアピアランス(外見)ケアについて講演、病院や患者支援団体などでのメイクセミナー、がんに関する取材執筆も多く手がける。NPO法人女性医療ネットワークにて、女性の乳房の健康を応援する「マンマチアー委員会」を共同主宰。毎月無料オンラインセミナーを開催し、2025年10月で177回を迎える。

認定NPO法人 キャンサーネットジャパン

認定NPO法人 キャンサーネットジャパン

がん患者が本人の意思に基づき治療に臨むことができるように、科学的根拠に基づく情報発信を行うことをミッションとして発足。各種がんについての啓発イベント、全国のがん診療連携拠点病院等に設置されている「もっと知ってほしいシリーズ冊子」の制作、養成講座や認定試験など教育事業等も実施し、がんと向き合う人々が自分らしくがんと向き合える社会を実現することを目指している。

キャスト

南 果歩(みなみ かほ)さん

南 果歩(みなみ かほ)さん

1964年兵庫県生まれ。
1984年、短大在学中に映画『伽耶子のために』のヒロインでデビュー。テレビや映画、舞台で幅広く活躍。2015年には映画「マスタレス」で全米デビューも果たす。2022年のApple TV+『PACHINKO season1』にメインキャストとして出演し、「第38回インディペンデント・スピリット賞」にてクリティックスチョイスアワードを受賞。近著にエッセイ「乙女オバさん」(小学館)、絵本「一生ぶんのだっこ』(講談社)。最近の出演作に映画『ら・かんぱねら』『君の忘れ方』。新作映画『ルール・オブ・リビング(Rules of Living)』が、2025年9月19日より新宿ピカデリーを皮切りに全国公開。
プライベートでは2016年に乳がんの手術を受ける。自身の経験をもとにピンクリボン活動にも積極的に参加している。被災地を中心に読み聞かせボランティアも行っている。

紺野 まひる(こんの まひる)さん

紺野 まひる(こんの まひる)さん

1977年大阪府生まれ。元宝塚歌劇団雪組トップ娘役。退団後は、俳優としてドラマや映画、舞台、CMで幅広く活躍している。映画「県庁の星」、「はなちゃんのみそ汁」、ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」、「いつかこの雨がやむ日まで」、「姉ちゃんの恋人」、NHK連続テレビ小説「てるてる家族」、「スカーレット」、「カムカムエヴリバディ」などに出演。最近の出演作は、ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(TBS)、ドラマ「波うららかに、めおと日和」(CX)、ドラマ「恋は闇」(NTV)など。

松尾 貴史(まつお たかし)さん

松尾 貴史(まつお たかし)さん

1960年生まれ、兵庫県出身。大阪芸術大学を卒業後、デビュー。俳優・タレントとしてテレビ・ラジオはもとより、映画・舞台、イベント、エッセイ、イラスト、“折り顔”等、幅広い分野で活躍。下北沢のカレー店「般゜若」(ぱんにゃ)店主。著書に「違和感にもほどがある!」など。近年の主な出演作に、映画「サンセット・サンライズ」「敵」「ぶぶ漬けどうどす」(25)、ドラマ「RoOT / ルート」(24)、舞台「ザ・空気ver.2誰も書いてはならぬ」(19)「ダブリンの鐘つきカビ人間」(24)など多数。

橋本 美和(はしもと みわ)さん

橋本 美和(はしもと みわ)さん

1980年兵庫県生まれ。銀行員から俳優業に転身。主に映画や舞台、WEBムービーなどで活動している。映画「高野豆腐店の春」、映画「昨日の今日」、ドラマ「ハイティーン・ダイアリー」(AbemaTV)、ドラマ「人生で一番長かった日」(NTV)に出演。他、自主企画公演朗読会を手掛けたこともある。最近の出演作は、映画「ルノワール」、映画「シーシュポスたちのまなざし」、舞台「クロスロードvol.1 セメダインの涙」など。

五十嵐 あきら(いがらし あきら)さん

五十嵐 あきら(いがらし あきら)さん

1999年東京都生まれ。東京藝術大学美術学部卒業。俳優として活動するほか、モデル、アーティスト、詩人として活動する。アーティストとして、世界の神話、民話、仏教思想をベースにした作品の発表を続け、2021年には渋谷にて初の個展「銀のスプーンみたいな日」を開催した。主な出演作に、茅乃舎WEBCM「母の食べるをおもう」篇(主演)、Vaundy「忘れ物」ミュージックビデオなどがある。

製作

SHORTSHORTS(株式会社ビジュアルボイス)

SHORTSHORTS(株式会社ビジュアルボイス)

俳優の別所哲也が代表を務めるショートフィルム(短編映画)の総合ブランド。その運営会社である、株式会社ビジュアルボイスが製作に携わる。1999年より開催している米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)を中心に、各種上映イベント、作品配給、作品製作、企業や行政などとのコラボレーションプロジェクトを展開。

監督・脚本

井上 博貴(いのうえ ひろき)さん

井上 博貴(いのうえ ひろき)さん

2009年に映画『パニック4ROOMS』で監督デビュー。2017年に監督・脚本を務めたショートフィルム『痣』は、カンヌ国際映画祭「SHORT FILMS FROM JAPAN 2018」にて上映。「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018」ジャパン部門、ベストアクトレス受賞ほか、国内外で高い評価を得た。2019年にはCINEMA FIGHTERS PROJECT第3弾オムニバス映画『その瞬間、僕は泣きたくなった』内の1篇、『魔女に焦がれて』の脚本&監督を務め、東京国際映画祭での特別上映も実施。2019年劇場公開「40万分の1」、2020年劇場公開「新卒ポモドーロ」、ショートフィルム「傷跡」等の脚本&監督を担当。2021年には福島県の昔話をモチーフにした作品「おばあさんの皮」の脚本&監督を担当。さらに、VR映画『なぎさにて』が先進映像協会ルミエール・ジャパン・アワード2022で特別賞を受賞。


完成披露プレミア上映メディアイベントを実施しました

10月のピンクリボン月間に合わせ、「再発乳がん患者さんの“生きる力”を描くショートフィルム『日々をつなぐ』完成披露プレミア上映メディアイベント」を実施しました。イベントでは、南 果歩さん(主人公)、井上 博貴さん(脚本・監督)、高野 利美先生(医師監修)、荻原 卯月さん(再発乳がん患者)にご登壇いただき、ショートフィルムの見どころや乳がん患者さんの抱える思いについて語るトークショーが行われました。

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乳がん患者さんのものがたり “LIFE with...” 大切な人生と向き合うヒント

LIFE with... 大切な人生と向き合うヒント

“LIFE with...”

日本イーライリリーは認定NPO法人キャンサーネットジャパンとともに、乳がんと診断されても前向きな生きる方々やそのご家族の経験を vol.01~04の冊子として、医師の監修のもと紹介しています。是非ご覧ください。
冊子 LIFE with...紹介ページ

本企画は、がんの患者さんの社会課題の解決を目指す活動です。