研究開発・メディカルアフェアーズで働く社員のある一日のスケジュールを紹介します。

一日のスケジュールを教えてください。入社前と後のギャップは？

学生時代に、治療満足度の低い疾患をテーマに研究を行っていた経験から、新しい医薬品の承認取得に関わりたいと考えるようになりました。就職活動のなかで、リリーには豊富なパイプラインに加え「革新的医薬品に思いやりを込める」という患者さん中心purposeがあることを知り、リリーでなら真に患者さんのニーズに応える医薬品開発に貢献できるのではないかと思い、新卒入社いたしました。

入社後、開発薬事というグループに所属し約1年半が経ちました。日々の業務の中では、薬事規制や新薬の承認申請に関するプロセスを学びながら、新薬の承認という目標に向かってプロジェクトチームのメンバーと医薬品の薬事戦略を議論し、当局とのコミュニケーションを行っています。入社前より、若手から挑戦できる文化に魅力を感じていましたが、実際に入社後には早い時分から治験関連の業務などで薬事担当者としてお仕事をさせていただき、その文化を実感し、責任とともに大きなやりがいを感じています。また、特定の品目や領域に限定せず、幅広い業務に取り組む機会にアサインいただき、多様な知識や経験を積むにはこの上ない環境と感じています。業務を行う中でときには、薬事のベテランのみなさんと比較して知識や経験が浅いことに不安を感じたり、自信を無くしそうになったりすることもありますが、部署のみなさんや、年次の近いメンターさん、プロジェクトチームのメンバーがいつも気にかけ、温かくサポートしてくださいました。また、課題に直面した時には部署の垣根を越えて気軽にチャットや電話で相談させていただき、出社と在宅のハイブリッドの環境下でも、人を尊重する「Team Lilly」の文化に支えられながら、業務を日々進めることができていると感じています。

会議以外の時間には、申請資料の作成や申請プロセスの検討、ときには製品に直接関係しない社内活動の準備などの個人作業に取り組んでいます。このようなタスクを集中的に行う日には在宅勤務を、対面で相談や質問をする必要がある日には出社を選択し、業務に集中できないときには思い切って休憩時間を取ってリフレッシュをするなど、入社前に想像していたよりもずっと柔軟に時間の使い方を調整しながら業務を進めています。各自が責任を持って時間を管理するからこそ、よりON/OFFのメリハリをつけて業務に集中できているように思います。

薬事担当者として私はまだまだ未熟ですが、多くの方にサポートをいただきつつ、日々挑戦を続けています。興味を持って下さる方がいらっしゃいましたら、ぜひリリーで一緒に成長し、患者さんの真のニーズに応える医薬品の開発に貢献できたら嬉しいです。